
2025-10-18
戦後80年の沖縄で考えた「平和」
今回は2025年夏に実施された大学生協オリジナルピーススタディツアー「オキナワの旅」へ参加した2人に体験談を聞きながら平和についておしゃべりしました。
オキナワの旅について詳しくはこちら
オキナワの旅
現地ツアーガイドとともに、「まちまーい」の町を歩きながら、戦後から現在に至る沖縄について、とりわけこの町で生活する人達の暮らしや生活に関わりの深い基地問題について学びました。
まちまーいの風景
今回コザの町を訪れて、印象的だったのは、そこで働き生活している人達の存在です。
基地
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↑どなたでもご参加いただけます

この記事を書いた人


ちぶけん
(岐阜大学 4年)
リコッタ
(名古屋工業大学 4年)
みしぇる
(名古屋市立大学 4年)
(岐阜大学 4年)
リコッタ
(名古屋工業大学 4年)
みしぇる
(名古屋市立大学 4年)
※学年は2025年10月現在
はじめに
オキナワの旅について
オキナワの旅について詳しくはこちら
オキナワの旅

旅に参加した人
リコッタ(写真左)
ちぶけん(写真右)
私達が一番印象に残っている体験についておしゃべりします!
聞き手:みしぇる
リコッタ(写真左)
ちぶけん(写真右)
私達が一番印象に残っている体験についておしゃべりします!
聞き手:みしぇる
戦後の歴史と多文化共生体験
コザ・ミュージックタウン「まちまーい」での体験
現地ツアーガイドとともに、「まちまーい」の町を歩きながら、戦後から現在に至る沖縄について、とりわけこの町で生活する人達の暮らしや生活に関わりの深い基地問題について学びました。
生活の中に溶け込む「多文化」
アメリカ占領時代の名残(様々な国籍の人も沖縄で暮らせるように外国語で記載した看板)がある町並みを目にしました。
誰でも生活しやすい環境があるからこそ外国人同士や日本人と外国人のトラブルは発生していないらしいです。ニュースなどでは暴行事件などのトラブルも聞きますが生活環境次第で共生の道も開けるのではないかと感じました。
基地の存在が「近く」に
今回コザの町を訪れて、印象的だったのは、そこで働き生活している人達の存在です。

基地があることで雇用や産業等、そこで生活する人達に「良い」側面もある…物理的にも経済的にも「基地」の存在がとても近いことを体感しました。

米軍基地っていうと怖いイメージだったり騒音問題だったり、どちらかというと負のイメージで捉えていたけど、その町で暮らす人たちにとっては雇用の側面や生活の側面で「基地があるから良いこと」もあることも知ると…単純に「いい」「わるい」で判断できないよね…。
ガイドさんに「物事には良いところと悪いところがあり、ひとつのことに囚われず、いろんなことを知ってほしい」という言葉がすごく心に残ったよ。
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その問題を自分はどう考えるか
日本が武器や兵力を持つことについて
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基地を見て、「これがなくなってしまったら…正直不安だな」という感情も沸きました。何も兵力を持たないと攻められちゃうのかな…って。
日本は地理的にも島国だから単純に「狙われやすそう」って思ってしまう。基地があるから安心というわけでもないのかもしれないな


自分の国を守る(守ってもらう)ために基地や兵力は必要、という考え方もあるのかもしれないけど、『相手国が兵力を増強する動きがあって、自国の脅威になるから攻撃する』という戦争もあると思う。僕はそんな力よりも平和な外交対話を目指した方が良いと思う。今この日本に基地があるっていうことは平和な世の中を作っていくっていう意味ではやっぱりあってはならないことなのかな、と思う。理想論なのかもしれないけどね。
こうしておしゃべりしていてて、自分の意見を持って、どう思うかを述べるには私の知っている情報がなさすぎるって本当に感じる…。自分が現地に足を運んでそこで生まれた感情を整理するためにも、もっと知りたい、学ぼうって思う。
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敵と味方に分かれない考え方を
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基地に賛成、反対の話とか「その町」だったり「国」単位で考えるとビッグだなって思うんだけどそこで生活する『一人と一人』の話にも目を向けなきゃ、、と思う。「●●はこう、●●はこう」という考え方は時として敵と味方に分かれてしまう。そうではなくて一人一人、お互いの違いを受け入れるような考え方を大切にできるような世界になるといいと思う。
そうだよね。一人一人考え方が違うのは当然で、それぞれの考えを交流することで自分に新しい知識や考えが身についたり世界が拡がっていくよね。

まとめ

「ひとつの面だけを見つめると気づきにくいこと」には、一人だとなかなか気付けないですよね。平和学習もひとつの面だけはない「他の面」を見ることが大切だと改めて感じました。
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