
2023-07-15
名市大:組合員の声で復活!「生協まつり」
組合員の声を活かすための生協の取組をお伝えする「つながる伝えるみんなのCoe」シリーズ。
今回は名古屋市立大生協で組合員の声で復活を遂げた「生協まつり」の話題です。
名古屋市立大学生協では7月21日(金)から生協まつりを実施します。
例えば学生総合共済の窓口は滝子購買店舗の奥に受付窓口があります。日常生活では知る機会はないですが、何かあったときには相談に訪れてほしい場所です。
全員「何から始めれば」みたいな感じで苦労してきました。ノウハウもなくなっている中で大変なことも乗り越えて、1カ月かけて学生委員と生協職員が準備をしてきました。
組合員還元企画をご存知ですか?
大学生協は非営利団体であり、組合員の利益を追求する組織です。株式会社などは利益が出ると株主配当金など、株主に利益が分けられる仕組みです。生協の場合は組合員一人一人が「出資者」です。生協を運営し残ったお金を「剰余」と呼び、その剰余を組合員のみなさんにお返しすることを『組合員還元』と言います。販売促進の割引セールと同じように見えるかも知れませんが、実は組合員が生協を利用するから剰余が生まれ、その剰余が組合員自身に還元されていく、という仕組みです。
この「楽しい」体験、「生協に関わる」経験を増やしていきながら、組合員が生協を身近に感じ、好きだと感じるような機会を増やしていきたいです。
名市大生協組合員のみなさん、みんなで一緒に楽しみましょう!
名市大生協 生協まつり について
コチラの記事もおすすめです

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今回は名古屋市立大生協で組合員の声で復活を遂げた「生協まつり」の話題です。
■今回の話題提供者

中川さん
名古屋市立大学生協 専務
中川明日香さん
【一言】
中川明日香さん
【一言】
もっと生協に親しんでいただけるよう、身近に感じていただけるよう「生協まつり」盛り上げていきます!
名市大生協の「生協まつり」
7月21日(金)からスタート
名古屋市立大学生協では7月21日(金)から生協まつりを実施します。

23夏生協まつり(名市大生協).pdf
「生協のことをもっと知ってほしい!もっと親しんでほしい!」をコンセプトに各店でお楽しみ企画やお買い得商品を用意しています。
「生協のことをもっと知ってほしい!もっと親しんでほしい!」をコンセプトに各店でお楽しみ企画やお買い得商品を用意しています。
生協を楽しく知って、利用してほしい
「想い」を大切に
生協まつりを実施するうえで大切にしたのは普段生協についてお知らせできていないことを知ってもらう機会にしたいという想いでイベントを用意しています。例えば学生総合共済の窓口は滝子購買店舗の奥に受付窓口があります。日常生活では知る機会はないですが、何かあったときには相談に訪れてほしい場所です。
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今回の生協まつりのイベントのひとつに『共済 夏のスタンプラリー』企画があります。「ベジチェック」というイベントを行い、そのイベントに参加する際に「けがをしたり、相談事があったら生協本部に来てね」と伝える流れに。
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丼1グランプリの投票イベントは、参加後に抽選で試食会に参加することができるように企画。試食会は用意する食数の関係もあり参加できる人数に限りがあります。試食会に参加できなくても、できるだけ多くの人が投票に参加して組合員が声を出すこと、組合員の声が生協の運営に活かされる活動にしたいです。
生協まつり「復活」までの物語
名市大生協を「好き」な人の割合が少ない現状

第58回学生生活実態調査の結果で我が名市大生協は全国的に比較して「生協を好き」と回答した割合が少ないことが分かりました。

我が生協は、入学時に99.5%の新入生に生協に加入していただいていて、生協加入率は高いのですが、この結果はショックでした。これは組合員のみなさんに生協のことを身近に感じてもらえていないのではないかと感じました。

我が生協は、入学時に99.5%の新入生に生協に加入していただいていて、生協加入率は高いのですが、この結果はショックでした。これは組合員のみなさんに生協のことを身近に感じてもらえていないのではないかと感じました。
総代会「深掘り会議」の組合員の声

<総代会での深掘り会議の様子>
5月の総代会でどうしたら名市大生協を「好き」の割合を増やせるか総代さんと一緒に話し合いました。
その中で「イベントをやってほしい」という声が挙がり、これをきっかけに生協まつり復活を決めました。
生協まつりを通じて「楽しくお店を利用する」「知ってもらう」ことで自分の生協だ、自分のお店だと感じてもらいたいと考えました。
その中で「イベントをやってほしい」という声が挙がり、これをきっかけに生協まつり復活を決めました。
生協まつりを通じて「楽しくお店を利用する」「知ってもらう」ことで自分の生協だ、自分のお店だと感じてもらいたいと考えました。
『復活』とはいうものの…
「生協まつり」経験者がほとんどいない
生協まつりを復活させようというものの、「以前やっていた」という認識はキャンパス内にはほぼなくなっていました。コロナ禍で途絶えていたことに加え、学生も職員もほぼ入れ替わっていたのです。
<学生委員と生協職員のミーティングの様子>
全員「何から始めれば」みたいな感じで苦労してきました。ノウハウもなくなっている中で大変なことも乗り越えて、1カ月かけて学生委員と生協職員が準備をしてきました。
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タコ足キャンパスでの実施
名古屋市立大学は名古屋市内に4つのキャンパスがあり、いわゆる「タコ足キャンパス」です。今回は1年生の多くが通学する滝子キャンパスを中心にイベントを開催します。本当は4キャンパスで盛大に実施できると良いのですが復活第1弾ということで、イベントは滝子キャンパス限定が多いですが、購買での商品割引など「お得に生協を利用してもらう組合員還元企画」は4キャンパスで実現できるようにしました。大学生協は非営利団体であり、組合員の利益を追求する組織です。株式会社などは利益が出ると株主配当金など、株主に利益が分けられる仕組みです。生協の場合は組合員一人一人が「出資者」です。生協を運営し残ったお金を「剰余」と呼び、その剰余を組合員のみなさんにお返しすることを『組合員還元』と言います。販売促進の割引セールと同じように見えるかも知れませんが、実は組合員が生協を利用するから剰余が生まれ、その剰余が組合員自身に還元されていく、という仕組みです。
みんなで楽しんで広げる
組合員の笑顔にふれあいながら
7月中旬に食堂の下膳口付近で学生さんに生協まつりのチラシを配りました。受け取った学生が「へぇ、こんなのやるんだ」と笑顔で話していたり、「豚汁半額やったー!」など明るい声があちこちから聞こえてきたりして、組合員のみなさんが喜んでくれる予感がしています。教職員の方からも「生協さん最近頑張ってますね」と激励の言葉をかけていただいたりしました。まずは自らが楽もう
生協まつりでは、準備をしてきた生協学生委員や生協職員の仲間も楽しみ、参加する組合員も楽しめる生協まつりにしたいと思っています。この「楽しい」体験、「生協に関わる」経験を増やしていきながら、組合員が生協を身近に感じ、好きだと感じるような機会を増やしていきたいです。
名市大生協組合員のみなさん、みんなで一緒に楽しみましょう!
名市大生協 生協まつり について
コチラの記事もおすすめです

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