2024-02-14

2班:【なりきり公務員】フィールドワーク同行レポ

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社会体験企画『なりきり公務員プロジェクトin内海』に同行した大学生のレポートをお届けします
開催概要はこちら
この記事を書いた人
代替文字
A藤
名古屋大学生協公務員講座サポーター/来年度から公務員として働く4年生
今回は記者として参加しました
 

はじめに

2班に同行

私が同行した2班について紹介します。

目標を「内海に定住してもらうために町の魅力や課題を探る」とし、以下のようなルートでフィールドワークを実施しました。


<移動ルート>

  1. 内海サービスセンター
  2. 旧内田家住宅
  3. 千鳥ヶ浜
  4. Pismoblue cafe
  5. 内海サービスセンター
 

なぜこの目標にしたの?

参加者のみなさんにお聞きしました。
参加者
私たちが1日目のワークを通して感じた内海の中核的な問題は人口減少にあると考えたからです。さらに若年層が減少して高齢者が増加しているだけでなく、観光客を含めて内海に来る人も減少しているという状況もあります。そこで、内海の人口減少問題に取り組む第一歩として内海の魅力を知ることが重要だと思い「内海に定住してもらうために町の魅力や課題を探る」という目標を設定しました。また、現状の解決策として廃校をキャンプ場や民宿などの観光地利用することを考えているので、内海の観光地に焦点を当ててルートを設定しました。
 

フィールドワーク

 旧内田家住宅


旧内田家住宅は明治初期、当時の有力船主であった内田家によって建てられた建造物で、江戸末期から明治初期の船主の生活を知ることができる観光地です。
 
西回り廻船で瀬戸内から米を運んでいたことや、運輸業以外にも酒業を営んでいたこと、当時は100隻を超える船を所有し全国有数の巨大船集団だったことをガイドの方から伺いました。
また、班のメンバーは住宅内を散策し当時の生活を観察したり、ガイドの方から昔の内海がどのようであったかなどを聞いたりしていました。
 

千鳥ヶ浜

千鳥ヶ浜は世界で最も砂の粒が小さい浜とされており、美しい砂浜は、1996年「日本の渚百選」に選定されています。
代替文字
 
夏期は多くの外国人観光客が訪れており、内海の最も有名な観光地だとされています。また、内海在住の砂浜絵師の方が活動されており、新たな目玉となる事業も進んでいる地区となっています。
  ここでは、地域の方とお話をする機会がありましたので、その様子もお伝えします。
 
参加者
千鳥ヶ浜周辺の昔はどのような様子でしたか?昔から変わって問題がある部分はありますか?
 
住人の方
このあたりの旅館は昔から長く続いていて、そのような建物が連なっていたというのが当時の内海沿岸の風景です。あと冬は人が少なくて、夏に多くの観光客が来ることは今と変わらないですね。大昔の戦前はきめ細かい砂を利用したサンドスキーなどを開催していたことも親戚から聞いたことがありました。ただ、直近の浜は昔と違って外国人観光客が多いのが一番の違いですね。海岸前の通りだと昔ながらの建物の隣に別荘が建っていたり、イベント用の会場があったりします。そのおかげで夏の浜は活況ですが、ゴミ問題や海の監視、道路の混雑などの問題もありますね。内海の課題の一つだと思います。
 
代替文字
 
その他にも、内海に在住していらっしゃる砂浜絵師の山本和弘さんの作品を鑑賞したり、アート製作の体験をしたりしました。
 
 

Pismoblue cafe

旧内田家住宅と千鳥ヶ浜のフィールドワークを終えた後、班のこれからの方針をまとめるために、浜の近くに立地しているPismoblue cafeに訪れました。
Pismoblue cafe外観
 
カフェで軽食を取りながら、当日のフィールドワークについて情報をまとめつつ方針を決めた後、カフェの従業員の方にお話を伺うこともできましたので、その様子もお伝えします
参加者
なぜ内海でカフェを開いたのですか?また内海についてどう思いますか?
従業員の方
私たちのカフェは「カリフォルニアを感じることができるテーマパーク」がコンセプトで2023年の4月にオープンしました。内海でオープンした理由についてですが、三河出身のオーナーが近くにコンセプトに合う良い場所がないかを探したところ、内海の美しいビーチと海辺の土地がカリフォルニアのビーチの雰囲気に似ていたことから、ここでカフェを開いたと聞いています。私自身も内海は静かな土地で、若干交通の不便はあるけれど住むのに良い土地だと思いますね。
 
参加者
これからはどのようなことを内海でしていく予定ですか?
従業員の方
今後はインスタグラムを利用して、名古屋地区からの人を呼び込みながら、近くの土地でBBQ場を開いたり、2階にVIP席などを設けて利用したりといったことを計画していて、よりお客さまにカリフォルニアの雰囲気を味わって欲しいと考えています。また、将来的にはイベントなどに敷地を貸出しなどもできればと個人的に思っています。
 

まとめ

以上フィールドワークのレポートでした。
最後に班員の参加者に今回のワークの感想と今後について聞きました。

参加者
フィールドワークをしたことで多くの収穫を得ることができました。特にもともと班で立てていた方針が廃校の観光地利用だったのですが、千鳥ヶ浜で住人の方と話したことで、観光地利用することと地域住民の利益関係を考える必要があるという側面に気づいたことが大きかったと思います。それによって最終的には内海に定住してもらうために人を呼び込むイベント作りの方が適切な方針なのではと方針転換するきっかけとなりました。今後のワークの内容としてはまずイベント案として婚活イベントを考えていて、過去に自治体が実施していたそれらのイベントを参考にしながら詳細を詰めていければと考えています。

 

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