2024-10-01

大学生の自分と公務員になった今の自分

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大学生協オリジナル公務員講座を受講したOBOGにインタビューしました。今回は厚生労働省で働く先輩S.Nさんの続編です!
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S.Nさん
名前:S.N
所属:厚生労働省(現在はこども家庭庁に出向中)
出身:名古屋大学法学部
一言:休日は寝ていることが多いです!もっと有効活用しなければならないとは思いつつ、睡眠欲に負けてしまいます……
 

学生時代に力を入れたこと

新入生のサポート活動

私は、大学4年間、生協の新入生サポートセンターで活動しており、入学試験を合格した学生向けの入学準備説明会の運営や入学後のサポート等を行っていました。学部2年になる直前にコロナが流行し、開催形式を変更せざるを得なかったことはもちろん、自分が入学したころとコロナ後に入学してくる学生で入学前に抱く不安やキャンパスライフに求めていることなどが異なっていたため、そこにしっかりとアジャストして寄り添っていくかは大変でした。

 

仕事でどのように活かしているか

新入生サポートセンターの活動では自分の色を出すこと、同じ内容であっても自分なりに付加価値を加えることを常に心がけていました。
それは今の仕事でも活かされています。若手の仕事は誰がやっても結果が大きく変わることはないと感じています。しかし、だからこそちょっとした工夫で周りが作業しやすくなり、スムーズに仕事が進んでいくことがあります。上司からアドバイスされたことですが、この仕事は最終的にどうなるのか、そのために何をすることが求められているのか等をきちんと理解したうえで自分なりに考えて適切に仕事をこなしていくことは、自分の力にもなるし、延いては組織全体のためにもなります。今の自分の仕事がどういう意味をもつのかしっかりと理解したうえでそれに対して自分はどのような価値を付加できるのかを考えるようにしています。
 

生活面の変化

変ったこと 変わらなかったこと

私は、人混みが好きではない&あまり外に出ないので、東京で暮らすようになったからといって、特段休日の過ごし方が大きく変わったということはありません……。ただ、社会人になり、自分の自由に使える時間が大きく制約を受けるようになったと実感しています。そういった中で、職場の同期や友人などと飲みに行って楽しく話すことや気分転換にどこかへ出かけることは学生の時以上に有意義に感じています。ゴロゴロだらだらばかりして、無駄に休日を過ごしてしまう日も多いですが、きちんと休日の予定を立てて、充実した日々を送れるようにしたいですね笑

 

最後に一言

私から最後にお伝えしたいことは、社会人になる前までに、ぜひ、自分だけが出せる『色』を探してみてください

官庁訪問でくる学生は、一般職・総合職問わず、優秀な人が多いです。その中で他の学生に埋もれることなく、自分がその省庁にどのような貢献ができるのかをアピールする必要があります。
それが一番/唯一である必要は決してありません。自信をもって語れる知識、経験、想い等があると、自分の考えの土台になりますし、それは社会人になってからも活かされ続けます
私の場合は、「就職浪人を決断し、何の肩書もなく一年過ごした経験」や「ボランティアで目の前のこどもたちのために活動して培った現場での視点」、(「アルバイト先で身につけた魚を捌く技術」笑)などが挙げられます。

自分は何も誇れるようなものはないと悲観されている方もいらっしゃるかと思いますが、人の人生は皆異なる道を歩んでいるので、誰しも何かしらもっていますし、これから見つけることもできます。
試験対策等も大事ですが、自己分析で自分自身と向き合う時間も大切にしてください。そして、自分の『色』をぜひ見つけて、社会への第一歩を踏み出してください。








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名古屋大学:名大生のための公務員試験合格対策講座 静岡大学:公務員試験対策講座 三重大学:オリジナル公務員講座 岐阜大学:公務員試験対策学内講座 愛知教育大学:愛教大生のための公務員試験対策講座
上記以外の大学に通学中の方
大学生協オリジナル公務員講座


 
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