2023-08-02

【業務説明会】参加直前に準備しておきたいこと

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前期試験期間が終わると、夏休み。心の羽根を伸ばしながら、将来のために何か行動するチャンスです。今回はインターンシップや業務説明会などに参加する前に知っておきたい「心構え」をお伝えします。

■今回の話題提供者
今回の話題提供はりすこさんです!
りすこさん
名前:りすこ
所属:大学生協で公務員講座運営や就活サポート事業を担当
出身:静岡県
一言:まつ毛パーマ、フットネイル、ヤングな服と少しでも老化をごまかすことに励んでいます。

リアル(対面)イベントが増えています

オンラインからリアル(対面)へ

民間企業や公務員(省庁)の業務説明会や職場見学会は、これまではオンライン中心でしたが、リアル(対面)イベントが増えています
 

リアル(対面)のメリット

リアル(対面)の良さは、「雰囲気」などの肌感覚の情報を得られることです。

職場訪問などの場合は実際に働いている人がいる建物に入り、施設を見学でき、デスクワークをしている職員・社員の方の姿を拝見できるので、職場の雰囲気を肌で感じることができます。「百聞は一見に如かず」という言葉の通り、職場の雰囲気や「自分に合う・合わない」という感覚を養う視点では実際に訪問できる機会を活用するのが一番です。
 
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リアル(対面)は実施者(企業や組織の採用担当者)にもメリットがあります。それは参加学生の「意欲(やる気)」や「人柄」であったり、イベントが効果的だったかどうかの「反応」「感触」を感じる上でオンラインイベントと比較して多くの情報を得ることができるからです。
 
 

事前の心構え

情報収集をしよう

訪問する企業・組織・省庁のHP、SNS、パンフレットをさらっとで良いので確認しておきましょう。
自分の知識を0から1にしてから参加する方が説明を受けた際理解しやすいです。
 

質問を準備しよう

イベント当日に質問をしましょう。
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その場で「何か質問はありませんか?」と言われたときに、戸惑わないように予め質問を用意しておくとスムーズです。「質問を1つする」という目標を持つと情報収集も面白くできると思います。
 

事前に情報収集や質問を考えておくことで、イベント当日に実際の説明や働いている人の話を聴いた時「こんなことも行っているんだ」「思っていた印象と違った」等、参加したからこそ得られる発見があるかもしれません。


 

オンラインでは「伝わりづらい」ことは何か意識しよう


オンラインよりもリアルの方がわかる・伝わること、はオンラインでは伝わりづらいことです。別の言い方をするとオンラインでは「隠せること」でもあります。
例えば画面上では身なりを整えていても画面に映らないところは部屋着でOKみたいなことがリアルでは全身&後ろ姿までも見られてしまう環境になります。見せようとしなくても見られている、意図せず伝わってしまうこともあります

当日になって服装や髪型といった「身だしなみ」で慌てないように、前日までにイメトレや試着をして準備をしておくことが必要ですね。
 
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自分が意識していない何気ない行動で「伝わってしまう」情報があることを意識して行動することを頭に入れて、当日の心構えをチェックしていきましょう。
 
 

リアル(対面)イベント当日の心構え

挨拶を必ずしよう

当たり前なことで拍子抜けするかもしれませんが、当たり前だからこそ大切なのです。会場の建物に入ったら「この中に説明してくれる人がいるかもしれない」という気持ちを持って、すれ違う人や接する人に自分から挨拶をしましょう。関係ない人だったとしても相手の気分は害しませんので大丈夫です(「元気な就活生だなぁ」と思う程度です)。同じイベントに参加する人への挨拶も忘れずに。いろいろ考えてしまう人は「こんにちは」「ありがとうございます」この2つだけを徹底的に発声してきましょう。
 

席は前から詰めて座る

説明会などの会場で「席は自由です」という場合、どこに座りますか?

あなたが説明する立場の場合を想像してみましょう。もし、前の席がガラガラだったら、どんな気持ちになりますか?前の方に着席している人と後方に座っている人に対して、どういった印象を持ちますか?

前から座る方が「やる気」が相手に伝わりやすいです。前から座るという行動自体が「参加する意欲」を示すことになるからです。

普段の生活では後方から席が埋まっていくかもしれませんが、就活イベントは『前から詰めて座る』を意識しましょう
入ってきた順番に前方から座っていけば、次に座る方の着席がスムーズに進みます。

 

「聴く」態度で示す

相手の話を聴く際には「リアクション」が大事です。「私、あなたの話を聴いています」が伝わります。

【メモ】
説明が始まる前にメモが取れる準備を整えておきましょう。そして大事だなと思ったところはメモをとりましょう。自分が残したメモが今後の自分の志望動機になるかもしれません。


【頷き】
相手の話のテンポに合わせて相手の目を見るようにすると、真剣度が増して伝わります。


【相槌】
1対1のコミュニケーションではない説明会などの場面でも、声に出さない方法で相槌を送りましょう。このような仕草で相手に『相槌』が伝わります。
・「なるほど(納得)」…頷きながらメモを取る
・「え?!それで!?(驚きと続きが聞きたい反応)」…顔を上げて相手の目を見る
・「笑い」…時々、緊張をほぐすための一言、ひとネタがあることも。今笑っていいのかな?と思わずに微笑んであげて。
 

大切なのは「相手の立場にたつこと」

社会人も「人」


あなたが誰かと会話をするとき、相手が興味を持って話を聞いてくれることがわかると、より盛り上がったり楽しく話をすることできたという経験はありませんか?逆に全く無関心そうな様子だと「この話は早く切り上げよう」と感じたり「私とこの人は合わないのかな」という考えがよぎったりしませんか?

学生/就活生と社会人は大きな差があるように感じますが、同じ「人」です。

説明会やインターンシップの場面でも相手の立場に立って、相手が話しやすいように、自分も集中できるように心がけて、「良い環境」「良い空気」を作れるように行動することが大切です。マナーや身だしなみも相手とのコミュニケーションが円滑に好意的に進む「コツ」だと捉えると、少し面倒な準備も前向きにはかどるかもしれません。

せっかく時間をかけて参加をするのなら、いい収穫があるように、事前の情報収集や心構え、身だしなみを整えて出かけましょう!そして、人の話を聴く行為は就活の場面だけでなく大学生活や日常でも同じです。「講義室では前から座ろう」や「友達の話を聴く姿勢、反応をしっかりしよう」という意識や行動を習慣づけるとより充実した大学生活になりますよ!

 
いいね 忘れがちだけど意外と必要な場面があるグッズ

①学生証(身分証明)
 …職場訪問をする際は入館時に提示が求められる場面も
②折りたたみ傘
 …晴雨兼用がおすすめ!特に都市部は突然の豪雨が多い
③ハンドタオル、ハンカチ
 …いろんな汗をかく可能性があるので吸水性のよいものを
④靴擦れ対策
 …靴擦れしそうな場所に事前に絆創膏を貼って出かけると◎
 …靴擦れしてしまった場合の絆創膏も用意しましょう
⑤予備の筆記用具
 …「いざ」という時に限ってインク切れするあるあるを防止しましょう
 …忘れてしまった同級生に貸してあげることもできます


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