2023-05-26
名大:「生協が好き」を増やしたい!総代さんと深掘り会議
大学生協は組合員による組合員のための組織です。
組合員の声を活かすための生協の取組をお伝えする「つながる伝えるみんなのCoe」シリーズ
今回は名古屋大学生協で行われた組合員の声を深堀して生協をより良くするための活動をご紹介します!
5月中旬に開催した総代ミーティングで、先ほどの調査結果と「この結果から『総合的に見た生協【好き】を10%アップさせたい」という思いを伝え「あなたの場合はどうですか?生協が好きですか?」ということを問いかけ、話してもらう機会を設けました。
「生協好きですか?」と聞いて無言の返事が返ってくると一番困るので(苦笑)、進行は工夫をして以下のようにしました。
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司会をした学生委員の森さんからは終了後こんなメールをもらいました。
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終了後、ワークシートを回収させてもらったことで、総代さんひとりひとりの声をじっくり聴く機会ができました。
の中に私の心に刺さった一言がありました。総代の髙田さんのワークシートをご紹介します。
組合員の日常生活に溶け込んでいる分、当たり前のような存在で、「好き」とか「嫌い」とか考えたことがない人も多いのだと思います。
その中で「好き」と感じてもらえるような機会を増やしていくことが大切なのだと気づきました。
当たり前というか、シンプルな結論なのですが。こういうことになかなか気づかないものだな、と思いました。
職員会議でも「あまり発言しない人もいるのでは…」と開始前は不安に思っていましたが、実際やってみたら、全員からいろんな声や思いが出てきました。
グループワークでは、「自分が気付いていなかった考え方や新鮮な声をメモしてください」と伝えたところ、しっかりメモがとられていました。
各年代がグループになるようにしていたので、普段あまり交流の無かった職員同士が話せたのもよかったと思います。
関連リンク
名古屋大学生協の総代会開催報告
名古屋大学生協学生委員会 機関誌
『Me〜dia」
名古屋大学生協
■大学生協の「つながる伝えるみんなのCoe」他記事はコチラから
組合員の声を活かすための生協の取組をお伝えする「つながる伝えるみんなのCoe」シリーズ
今回は名古屋大学生協で行われた組合員の声を深堀して生協をより良くするための活動をご紹介します!
■今回の話題提供者
名古屋大学生協 専務補佐 小野孝臣さん
【一言】
今回はじめて、深掘り会議というものをやってみました。
準備はちょっと大変でしたが、全員が発言することができ、楽しく元気に交流ができました。
※お写真はツーリング中の徳島県大歩危小歩危で撮影したものです。
【一言】
今回はじめて、深掘り会議というものをやってみました。
準備はちょっと大変でしたが、全員が発言することができ、楽しく元気に交流ができました。
※お写真はツーリング中の徳島県大歩危小歩危で撮影したものです。
-このページの内容
名古屋大学生協は「好き」ですか?
「好き」+「やや好き」82.3%
これは第58回学生生活実態調査の結果の一部です。総合的に見た生協の評価は「好き」と「まあ好き」の合計は82.3%でした。
これは全国平均よりもやや良い結果で、『現在の生協について満足しているか』や『生協は組合員にとって身近であるか』といった類似項目においても全国平均を上回っていました。
これは全国平均よりもやや良い結果で、『現在の生協について満足しているか』や『生協は組合員にとって身近であるか』といった類似項目においても全国平均を上回っていました。
この数値を見て
総合的に見て名古屋大学生協を好きでいてくれている人が多いのはいいことですが、でも「あまり好きではない」や「好きではない」と思われている人もいるという事実を受け止めました。そしてこの結果では「好き」と回答している人は16.5%でした。この層をもっと増やしたいと思いました。総代さんに聞いた「あなたの場合はどうですか?」
※総代さんとは…生協という組織は組合員の皆さんの出資で成り立っているものであり、皆さんからの意見を大切にしています。生協を運営する上で本当は組合員全員から意見を聞くのが理想ですが、それは物理的に不可能なので組合員の代表を選出する制度があります。そこで選出された方を「総代」といいます。総代ミーティングで問いかけることに
名古屋大学生協では年に6回のペースで「総代ミーティング」を開催しています。ここでは組合員の代表である「総代」を務める学生達と生協をより良くするための会議を行っています。5月中旬に開催した総代ミーティングで、先ほどの調査結果と「この結果から『総合的に見た生協【好き】を10%アップさせたい」という思いを伝え「あなたの場合はどうですか?生協が好きですか?」ということを問いかけ、話してもらう機会を設けました。
進行スライドなどの準備は職員が行いましたが、当日の司会は学生が「やりますよ」と、申し出てくれました。正直私一人でプレッシャーを感じていたので、とても心強かったです!
当日は総代さん73人の声を聞くことができました。
当日は総代さん73人の声を聞くことができました。
工夫したこと
「生協好きですか?」と聞いて無言の返事が返ってくると一番困るので(苦笑)、進行は工夫をして以下のようにしました。
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- 最初に個人で考える時間を設ける
ワークシートに考えたことを記入する - グループワークはまず全員が書いたことを発表する
ワークシートに記入したことを読みあげる - 全員の発表が終わってから、内容の深掘をする
自分と違う視点や考えを見つけたらそれを楽しむ、メモをする - 最後にグループワークを振り返って自分の考えをまとめる
終了後、ワークシートを回収することも大切
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この方法で実践したところ、各グループで活発な話し合いが進み、とても盛り上がっていました。
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昨日の総代meeting#2のご協力ありがとうございました。
職員の皆様の協力のおかげで、提案していただいた深堀会議では様々な意見を聞くことができ、素晴らしい会にすることができました。
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心に刺さった総代の声
総代さんひとりひとりの「あなたの場合はどうですか」を聞いたので、とても率直な声を多く聞くことができました。終了後、ワークシートを回収させてもらったことで、総代さんひとりひとりの声をじっくり聴く機会ができました。
の中に私の心に刺さった一言がありました。総代の髙田さんのワークシートをご紹介します。
組合員の日常生活に溶け込んでいる分、当たり前のような存在で、「好き」とか「嫌い」とか考えたことがない人も多いのだと思います。
その中で「好き」と感じてもらえるような機会を増やしていくことが大切なのだと気づきました。
当たり前というか、シンプルな結論なのですが。こういうことになかなか気づかないものだな、と思いました。
職員集団でさらに深掘り
職員自身が生協のことをどう思っているか
後日、職員会議で同じ内容で話し合いました。職員19人が参加しました。その際に総代ミーティングのワークシートを読んでもらい、深堀しました。食堂、購買、書籍、学びと成長、共済…グループワークでは生協職員の担当分野をごちゃまぜにしたグループを編成し、みんなでワイガヤ会議を行いました。
職員会議でも「あまり発言しない人もいるのでは…」と開始前は不安に思っていましたが、実際やってみたら、全員からいろんな声や思いが出てきました。
グループワークでは、「自分が気付いていなかった考え方や新鮮な声をメモしてください」と伝えたところ、しっかりメモがとられていました。
各年代がグループになるようにしていたので、普段あまり交流の無かった職員同士が話せたのもよかったと思います。
まとめ
ちなみに総代ミーティングのワークシートを集計した結果は以下のようになりました。合計73件(好き16,やや好き48,やや嫌い9)でした。
好きの比率は学調結果より5%高いですが、「総代さんなので生協が好きな人が集まっている」わけでもないということですね。
今回具体的に「あなたの場合」という声を聴くことができたので道筋も見えてきました。
・嫌いと思われる事柄の解決に取り組む
>すぐに解決できること→すぐやります
>時間がかかるものもあります
>絶対無理なものもあります
・なぜ好きか、という事柄をさらに拡大させる
生協職員も「自分の場合」を問いかけながら、「生協が好き」という体験を組合員に提供できるように取り組んでいきます。
好きの比率は学調結果より5%高いですが、「総代さんなので生協が好きな人が集まっている」わけでもないということですね。
今回具体的に「あなたの場合」という声を聴くことができたので道筋も見えてきました。
・嫌いと思われる事柄の解決に取り組む
>すぐに解決できること→すぐやります
>時間がかかるものもあります
>絶対無理なものもあります
・なぜ好きか、という事柄をさらに拡大させる
生協職員も「自分の場合」を問いかけながら、「生協が好き」という体験を組合員に提供できるように取り組んでいきます。
名古屋大学生協の総代会開催報告
名古屋大学生協学生委員会 機関誌
『Me〜dia」
名古屋大学生協
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