2024年度卒業生アンケート 調査概要報告

 

はじめに

調査概要

目的
●卒業生の大学時代の経験や教訓を後輩に伝え、より良い大学生活を送れるようサポートするため
●卒業される組合員の声を大切にし、今後の事業活動の改善に取り組むため

方法
●インターネット調査
(大学生協WEB会員登録者のうち、卒業予定年度の方へメール連絡)

時期
●2024年11月~2025年3月

対象
●東海地区で2024年度卒業予定の大学生協組合員(約26,000人)

回答者
●のべ3,450人(回収率2.8~8.2%)
2023年度大学生協東海卒業生アンケート概要
 
備考

卒業前後の卒業生の生活スタイルを踏まえ、3つの時期とテーマを設定し、調査を実施しました

 
【東海版】2024年度卒業生アンケート報告.pdf
 

回答した卒業生達が過ごした大学生活の特徴についてはコチラをご覧ください

 

調査結果サマリー

<調査結果要旨>
●コロナ禍を経験した大学生が大学生活で一番時間を費やした事柄は勉学研究だった
●卒業学年における不安や困り事を調査した結果、学業面、4月以降の新しい環境準備に関する不安や困り事について多くの声が寄せられた

 

大学時代の経験

大学生活で時間を費やした事柄総合順位
大学生活で時間を費やした事柄総合順位
大学生活で一番時間を費やした事柄の総合順位は<1>勉学・研究<2>アルバイト<3>趣味を充実させる、という結果になりました。

回答者の多くがコロナ禍の行動制限が続く中、大学入学を迎えた世代です。コロナ禍の生活様式の変化により大学生活の定義や大学生の活動の場が「キャンパス内」にとどまらなくなってきたことを示しています。
 
 

卒業前の困り事

卒業学年の秋から春にかけて不安を感じたり苦労したこと(複数回答)卒業学年の秋から春にかけて不安を感じたり苦労したこと(複数回答)
 

卒業前の大学生はたくさんの不安や苦労を抱えています。

4月からの新しい環境に向けての準備を進めつつ、卒業研究、卒業論文を仕上げる時期。学業に集中するためアルバイトを減らしたために収入が減少し、かつ卒業時期の特別支出(卒業旅行や引越しなど)も重なり大変だったという声も多く寄せられました。
 
【先輩の声】 
一人暮らし資金を一人で賄うための予算捻出が困っていた
 
扶養内で働いているが一人暮らしの生活費がかなりかかりギリギリ稼いでもかなり厳しくなっている
 

報告詳細

こちらからダウンロード可能です(PDF)

【東海版】2024年度卒業生アンケート報告.pdf
 

情報配信のお知らせ

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アンケートの実施目的の「卒業生の大学時代の経験や教訓を後輩に伝え、より良い大学生活を送れるようサポートする」ため、詳細結果については大学生のライフサイクルに合わせ、当グループ公式ブログ『Coe(こえ)』にて、随時お伝えしてまいります。

こちらからご覧ください

卒業生アンケートに関する情報はこちらから


 

2024年度卒業生の特徴とは

卒業生を取り巻く社会情勢

本アンケートの回答者の多くが2021年4月入学時に18歳、2025年3月卒業時に22歳の方です。
 

2024年度卒業の大学生活と社会情勢

【特徴】
 
  • コロナ禍の行動制限が続く中、大学受験~入学を迎えた人が多い
    • 海外留学、海外体験は3年生頃からできる環境になった
    • 大学4年時に海外旅行など海外体験をした人が増えた
  • 卒業学年が近づくにつれ、物価高の影響を受け、生活面で「お金」に関する困り事の声が増えた

【東海版】2024年度卒業生アンケート報告.pdf

■これまでの卒業生アンケート

2023年度

2023年度卒業生アンケート報告.pdf

2022年度
2022年度卒業生アンケート報告.pdf