
2023-04-12
「ゼミ」ってどんな世界?先輩はどんな研究をしているのか聞いてみたよ
今回の記事は大学での「学び」が話題。研究室やゼミってどんなところ?先輩はどうやってその研究テーマにたどり着いたの?そんな素朴な疑問をぶつけてみました!
今回インタビューする先輩は…
岐阜大学4年やまぐちさん

やまぐちさん
名前:やまぐち
所属:岐阜大学地域科学部地域文化学科4年
出身:愛知県(自宅から通学しています)
一言:環境心理学ゼミで卒論を書き上げる予定です!
所属:岐阜大学地域科学部地域文化学科4年
出身:愛知県(自宅から通学しています)
一言:環境心理学ゼミで卒論を書き上げる予定です!
研究テーマは「キャラクター研究」
かわいいキャラクターの研究をしています
私は環境心理学というゼミにいます。環境心理学とは、人を取り巻く環境や空間が人の心理に与える影響、逆に人の精神状態が周りの環境に与える影響の相互作用(環境心理学上では相互浸透と呼びます)について研究する学問です。その中で私は「キャラクターと人格形成」の関係について研究しています。
「キャラクター」という言葉についても人によってイメージが異なると思いますが、私はファンシー系、幼児向けキャラクターの研究をしています。
きっかけは別記事「大学2年生から大学生活が充実した話」でも紹介していますが、私自身がぬいぐるみ(キャラクター)に癒され、力をもらった経験をしたことです。
幼少期好きだったキャラクターの存在
私が好きなキャラクターはファンシーキャラクターの中でも「さっぱり」系です。
ピンクやフリルといったかわいらしい装飾は控えめで水色を基調にしたデザインなのですが、今の私の性格もどちらかというとサバサバしていて、好きな色も水色なんです。
また私には1つ下の弟がいます。彼は、私と一緒にプリキュア等の女の子が主人公のアニメを見ることが多く、いわゆる「戦隊モノ」などのコンテンツに触れる機会が他の男の子よりも少なかったです。その影響か、やんちゃな青年!というよりは女の子受けのいい(笑)、おっとりとした幼少期を過ごしています。
また私には1つ下の弟がいます。彼は、私と一緒にプリキュア等の女の子が主人公のアニメを見ることが多く、いわゆる「戦隊モノ」などのコンテンツに触れる機会が他の男の子よりも少なかったです。その影響か、やんちゃな青年!というよりは女の子受けのいい(笑)、おっとりとした幼少期を過ごしています。
どんな毎日を送っているの?
今大学4年ですが大体こんな1週間です。
おそらく今期はゼミ以外の授業を取らないので、ほとんどがゼミ活動になると思います。
お昼はたまにご褒美で生協の唐揚げ専門店「Repos(ルポ)」でからあげ丼を食べます。

誇張抜きで世界一おいしいと思うのですが、万年ダイエット人間なので…(笑)毎日食べたいところですが、たまのご褒美として味わって食べてます!
ゼミ活動でさらに「学ぶことの楽しさ」にハマった
他の人の研究テーマに刺激を受けた
私は環境心理学の他、教育学、経済学と3つのゼミを「かけもち」しています。かけもちしてすごくよかったのは「色々な学問を学ぶことって楽しい」と実感できたことです。例えば、主ゼミの環境心理学で「人にとって心地よい環境って何だろう」という話になった際、副ゼミの教育学で学んだ「サードプレイス(家でも職場でもない、第三の居場所)」の知識が活かせました。
また、他のゼミ生の研究内容にも多く触れられ、関心がまた広がっていくこともとても楽しいです。
他のゼミの子って何やってるのか意外と知らないんだ…
ある日、周りの子達と話していて「他のゼミの子達が何やってるのかって知らないよね」という話題になりました。せっかくいろんな学問が学べるこの学部で、他のゼミの子がどんな研究や学びを深めているのか知らないままって勿体ない!と感じ「合同ゼミ」というイベントを主催しました。私の中では大きな挑戦でした。学問の楽しさを知ってほしい
3つのゼミ生が集う「合同ゼミ」
2023年11月、私が参加している環境心理学、教育学、経済学のゼミ生に声をかけて開催しました。コロナ禍もあって、私たちの世代は人とのつながりが希薄化しています。ゼミ活動をしていて、いろんな学問を探求している人が存在していることを知り「この人同士のつながりをつくれたらいいな」と思い企画しました。
内容は「自分の研究内容や今後について考えていること」をグループワークを通じて交流するというものにしました。

任意参加で「興味ある人は来てね」と誘ったのですが、予想を上回る参加者数で涙が出そうなくらいうれしかったです!20人くらいの参加だったので、ゼミ生の三分の一から半数くらいの割合の人が参加しました。
合同ゼミでの成果物
参加者同士はお互いの研究内容を紹介するうちに、「全然自分とは関係ない」「自分からは遠いな~」と思うような研究が意外なところでつながっているという点を見つけていきました。「実は共通の社会問題について考えているんだね」という驚きや発見が各所で生まれていました。

参加者同士の新しいつながりもでき、私自身新たに学ぶことも多くて、主催してとても良かったと思いました!
最後に
「自分以外の人が何を学んでいるんだろう」「どんなところが面白いんだろう」って興味を持ってみることも大学ならではの学問に触れるきっかけになると思います。ゼミ活動が始まる前の学年だと、例えば教養科目で自分の専門とは関係なさそうな学問に触れる機会もチャンスもひとつですし、他の学部の友達と「どんなことを学んでいるのか」を情報交換するといいと思います。先輩へのインタビュー・アドバイスに関する記事もチェックしてみてね

この記事を書いた人

まめこ
大学生協職員
大学生の声を聞く調査や広報を担当。
大学生の声を聞く調査や広報を担当。